レンジフードの種類を解説!人気のフィルターレスならお手入れが簡単

2020/01/20 レンジフード
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レンジフードの種類を解説!人気のフィルターレスならお手入れが簡単
古くなったレンジフード(換気扇)の交換にあたって、まず「どんな種類があるのか」「どんな機能があるのか」を考える方は多いのではないでしょうか。

ファンのタイプ、フードの形など、さまざまな種類があるレンジフード。その種類や人気の機能をチェックし、自宅のキッチンにぴったりのものを探してみましょう。

レンジフードのファンの種類

まずは、レンジフードのファンの種類を3つご紹介します。

プロペラファン

扇風機の羽根のような形でシンプルな構造をしたファンです。

価格も比較的リーズナブルで、換気量が多いというメリットがあります。換気扇が外壁に接している必要があるため、外へ直接排気ができる一戸建て住宅に向いています。ダクトが必要な場合は不向きです。

シロッコファン

円形の枠の中に、縦長の細い羽根が数十枚ついた形のファン。

ファンが回転して汚れた空気を吸い込み、ダクトを通して屋外に排出する仕組みです。屋外と面していない場所にも設置でき、風の影響を受ける場合であっても機能します。さらに、騒音が少ないため、マンションのような集合住宅にも設置できるというメリットもあります。

ターボファン

プロペラファンとシロッコファンの中間的な要素を持ったファンで、後ろ向きに反った羽根が特徴です。風量が必要な場合に使用されることが多いため、風量や効率性を求める方に向いています。ターボファンは掃除しやすいのがメリットです。

レンジフードの形の種類

レンジフードの形の種類
レンジフードは、ファンだけでなくレンジフード自体の形もさまざまです。どのような形があるのかチェックしてみましょう。

ブーツ型

「スタンダード型」ともいわれるレンジフードで、その名の通りブーツのような形をしています。いろいろなタイプのキッチンに取り付けることができるため、多くの集合住宅で採用されているレンジフードです。

ファンは、プロペラファンやシロッコファンが用いられます。

スリム型

ほぼ凹凸がない構造で、シンプルかつスリムな形状のレンジフード。2018年現在の最新型レンジフードの多くはこのタイプです。油がつきにくく、お手入れしやすいというメリットがあります。

フィルターレスタイプが主流で、用いられるファンはシロッコファンが一般的です。

浅型(フラット型)

キッチンの天井が低い場合でも設置できるレンジフード。コンパクトさが魅力です。

ファンは、ターボファンやシロッコファンが用いられます。

その他

その他にも、カーブを描いた形の「ファルコン型」、三角屋根のような形をした「マントル型」、深型でシンプルな「ボックス型」などがあります。

フィルターレスなど、レンジフードの人気機能

フィルターレスなど、レンジフードの人気機能
レンジフードには、フィルターレスなど人気の機能が搭載されているものがあります。機能の仕組みとメリットを見ていきましょう。

フィルターレス(ノンフィルター)機能

レンジフードのフィルターレス(ノンフィルター)機能は、シロッコファンにより油を遠心分離し、専用のトレーに落とす仕組みです。

多くのスリム型レンジフードには、フィルターレス機能がついており、見た目のすっきり感と取り扱いの簡単さが人気を集めています。

レンジフードのフィルターレス機能のメリットは、お掃除が簡単なこと。レンジフードや換気扇のお掃除といえば「時間がかかるし、汚れを落とすのもものすごく大変!」というイメージがありますが、フィルターレスはトレーを外して洗うだけなので簡単です。

コンロやIHとの換気連動機能

コンロやIHの点火・消火に合わせ、自動的にレンジフードのスイッチがオン・オフする機能です。つけ忘れや消し忘れを防止するメリットがあります。

種類や機能を考慮して、自宅キッチンに合った選択をしよう

今回は、レンジフードの形やファンの種類についてご紹介しました。最近主流になっているのは、お手入れが簡単なフィルターレス機能つきのスリム型レンジフード。見た目もスタイリッシュなため、あらゆるタイプのキッチンに合いそうですね。

レンジフードの交換を検討している場合は、ファンやレンジフードの種類、そして機能をじっくり比較して、ご自宅のキッチンに合うレンジフードを選びましょう。

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