レンジフードの交換は自分(DIY)でできる?レンジフードの交換方法
2020/01/21 レンジフード「古くなったレンジフードを交換したいけど、交換費用が高そうだからどうにか自分で交換したい」と考える方もいらっしゃるでしょう。
レンジフードの交換は、DIYでも可能なのでしょうか? この記事では、レンジフードの交換方法をご紹介します。
レンジフードはDIYで交換できる?
一見、複雑そうでDIYはできなさそうなレンジフードですが、実は自分で交換することが可能です。
工事費がかからないため、工事費を抑えたい、コストカットしたいと考えている方には、自分で交換するのも1つの方法です。
ただし、自分で交換することには、デメリットもあります。では、さっそくレンジフードをDIYする方法や、DIYのデメリットを見ていきましょう。
レンジフードをDIYで交換する方法
レンジフードは、どうやってDIYで交換するのでしょうか?用意するものや大まかな手順を見てみましょう。
【用意するもの】
・ドライバー
・養生テープ
・手袋
・新しいレンジフード
【交換手順】
1.コンロ周りの養生
まず、作業中にコンロ周りが汚れたり傷ついたりしないように、しっかりと養生します。
あまりレンジフードのお手入れをしていなかった場合は、かなりの油汚れがこびりついているはず。新しいレンジフードをキレイな環境で使うためにも、余計な汚れはつかないようにしましょう。
2.レンジフード・ファンの撤去
続いて、元々取り付けられているレンジフードとファンを外します。
重量があるため、落としてケガをしたり、周りにぶつけて傷をつけたりしないように気をつけてください。
3.ダクトの養生
ダクトの養生は、排気漏れをなくすために必須の作業です。この作業を怠ると、後々大きな事故にもつながりかねないため、入念に行いましょう。
4.新しいレンジフード・ファンの取り付け
ダクトの養生ができれば、新しいレンジフードとファンを取り付けて交換完了です。
レンジフードをDIYで交換する場合の費用目安
DIYで交換する場合、レンジフード本体の価格と配送料、あとは工具などの費用しか掛からないため、金額だけ見れば工事を業者に依頼するよりは割安に済みます。
レンジフードの価格は4万円~13万円程度、工具代はドライバーや養生テープなど安く手に入るもののため、配送料を合わせても5万円~14万程度と考えられます。
業者に依頼して交換してもらう場合、本体価格に工事やアフターフォロー、機器の説明などの代金がついて、7万5,000円~17万5,000円程度が目安です。
レンジフードをDIYで交換するデメリット
レンジフードを自分で交換すること自体は可能ですし、業者に依頼するより安上がりですが、もちろんデメリットもあります。
本体選びで失敗する可能性が高い
レンジフードはどんな種類でも交換できるわけではなく、すでに付いているレンジフードのタイプによっては、交換できないものもあります。
レンジフード交換の予備知識がないまま機能性やデザインだけで本体を選ぶと、いざ交換しようとした際にどうしても交換できないといった失敗をしてしまうこともあるのです。
ケガをする可能性がある
レンジフードはかなり重く、ものによっては1人では高く持ち上げられない場合もあります。万が一、作業中に足に落としでもしたら大ケガにつながる可能性もあります。
素人では対応できない作業がある
レンジフード交換時には、素人では難しい対応が迫られることもあります。
例えば、連動ダンパーを配線し直したり、レンジフードの電源として新たにコンセントを設置したりするなどの必要がある場合に、対応することができません。
レンジフードの交換は業者に依頼するのがおすすめ
レンジフードの交換は、DIYで行うことも可能といえば可能ですし、業者に依頼するよりもコストを安く抑えられるため検討中の方も多いかもしれません。
しかし、レンジフードは交換の手順を誤ると排気漏れや大ケガにもつながりかねず、また専門的な作業となると、自分では対応できないこともあります。
DIYよりは多少コストが掛かりますが、数万円で安全が買えると思えば、レンジフード交換を専門業者に依頼するのは決して高くはないのではないでしょうか。
レンジフードの交換費用や業者の選び方については、こちらの記事で紹介しています。



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