給湯器の設置タイプは?給湯器の設置方法や選び方について

2020/02/06 給湯器
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給湯器の設置タイプにはいくつか種類があります。そのため、新規で設置を考えている場合、どのタイプが適しているのか、悩んでいる方が多いのではないでしょうか。

そこで今回は、給湯器の設置タイプについてご紹介します。

給湯器の設置タイプについて

給湯器の設置タイプについて

給湯器の設置タイプは、大きく分けて3つに分かれます。戸建てとマンションで設置方法が異なる場合もあります。さっそく設置タイプについて見ていきましょう。

【設置タイプ1】壁掛けタイプ

壁掛けは、マンションと戸建てどちらでも設置できるタイプで、マンションであればベランダの壁に、戸建てであれば外壁に設置するのが一般的です。壁掛けの給湯器の大きさは、コンパクトなスリムタイプと標準サイズの2つあります。

【設置タイプ2】据置タイプ

据置タイプとは、戸建てに設置できるタイプです。屋外の床に据置式で設置します。

据置タイプのなかにも、据置タイプと浴槽隣接タイプがあります。据置タイプは、配管が給湯器側面から出ていて、浴槽に1つだけ穴があります。浴槽隣接タイプは、浴槽と給湯器本体が直結しています。そのため、浴槽付近に設置しなければなりません。また、配管は給湯器側面だけではなく背面からも出ていて、浴槽には穴が2つあります。

浴槽隣接タイプは、現在エコジョーズの給湯器のみしか取り扱いがありません。そのため、非エコジョーズを利用したいという場合は、1つ穴タイプを選ぶ必要があります。浴槽隣接タイプをご利用中の方は、1つ穴タイプの据置設置への変更可能です。ただし、その分工事費がかかってしまうので、ご注意ください。

【設置タイプ3】PSタイプ

基本的にマンションに設置するタイプです。玄関の脇にあるパイプシャフト内に設置します。

扉がついていたり壁に埋め込まれていたりして見えるものなど、マンションによって設置の仕方はさまざまです。

また、PSタイプは限られたスペースに設置するため、利用できる給湯器に制限がある場合があります。

給湯器の設置タイプはどうやって選ぶべき?

給湯器を設置する場合、さまざまな設置方法がありますが、どのように設置方法を選べば良いのでしょうか。

給湯器を買い換える場合

古い給湯器から新しい給湯器に買い換える場合は、今までと同じ設置タイプとなります。異なる設置タイプは、工事費がかさむ場合もありますし、設置方法の変更自体が難しい場合も。

マンションの場合は、特に設置方法を変えることが困難です。そのため、買い換えの場合は、今までと同じタイプの設置方法を選ぶのをおすすめします。

新しく給湯器を設置する場合

新築で新しく給湯器を設置する場合など、新しく給湯器を設置する場合は、まず、どの設置タイプを利用できるか把握しましょう。

マンションの場合、据置タイプの給湯器は利用できません。また、戸建ての場合は、PSタイプの設置ができません。

マンションであってもPS設置タイプが利用できない場合や、壁掛けタイプでも設置できない場合があります。一度、確認しておきましょう。

賃貸の場合は要注意

賃貸の場合、勝手に交換したり設置したりするとトラブルになる恐れがあります。賃貸では基本的に勝手に工事することはできません。給湯器が壊れてしまった場合や、給湯器の設置を検討している場合は、管理会社や大家さんに一度相談するようにしましょう。

給湯器を設置する際の疑問について

給湯器を設置する際の疑問について

ここでは、給湯器を設置する際の確認しておきたいことについてまとめました。

給湯器は自分で設置できる?

給湯器は、電気・石油タイプ、ガスタイプであっても、設置するには資格が必要です。電気タイプ・石油タイプであれば電気工事士、ガスタイプはガス消費機器設置工事監督者などの資格保持者が設置しなければならないのです。無資格の場合、設置することはできませんので注意しましょう。

給湯器を外すというだけでも、思わぬトラブルにつながる可能性があるため、必ず専門の業者に依頼するようにしてください。

異なるメーカーを選んでもOK?

買い換えの場合、同じメーカーの商品を選ぶべきなのか、迷うかもしれません。基本的に、異なるメーカーであっても設置方法、サイズが一緒であれば交換が可能です。性能は、どのメーカーもほぼ同じで、大きな差がありません。そのため、違うメーカーでも交換ができるのです。

ただし、PSタイプの場合は制限があるため、同じメーカーの方が適している場合もあります。PSタイプの場合は、専門の業者からアドバイスを聞き選ぶことをおすすめします。

まとめ

今回は、給湯器の設置タイプについてご紹介しました。

さまざまな設置方法がありますが、買い換えの場合は、以前と同様の設置方法であることが基本です。新しく設置する予定の場合は、設置できる方法を把握し、そのなかから選ぶようにしましょう。

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