給湯器の号数はどう見る?号数の意味や選び方についてのまとめ

2019/08/27 給湯器
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シャワーを使っているとき、キッチンでお湯が出せないことがあります。これは、給湯器の『号数』が小さいからです。

給湯器は号数によってパワーが違います。号数による能力の違いについて解説しているため、参考にして最適な給湯器選びをしましょう。

給湯器の号数とは

給湯器の号数とは
給湯器には号数があります。号数とは、何を表す数字なのでしょうか?号数についての解説と、自宅の給湯器が何号なのか調べる方法を紹介します。

給湯能力を表す数字

号数とは『給湯器がどれだけパワフルか』を表す数字です。この値が大きなものほど、1度により多くのお湯が出せるようになります。

例えば、20号とは『1分間のあいだ20Lのお湯を出せること』を示す数値です。16号は16L、24号は24Lのお湯が1分間に出せることを意味しています。

号数の値が大きなものほど給湯能力が高いため、同時に複数の場所でお湯を出しやすくなるでしょう。

号数の確認方法

自宅の給湯器が何号かをご存知でしょうか?給湯器は屋外に設置されているケースも多く、箱形のカバーで覆われているため知らない人も多いでしょう。

そこで、この機会にぜひ自分の給湯器の号数を確かめてみましょう。

チェックするのは給湯器の本体です。本体には必ず『型番』が書いてあるため、それを見ます。型番は「RUX-A2001」のような形式で記載されています。

注目するのは、数字の『上2桁』です。この数字が号数を意味しています。「RUX-A2001」であれば数字の上2桁には『20』が該当するため、20号ということが分かるのです。

ただし、給湯器のリモコンにも同様の英数字が記載されていますが、こちらは給湯器の型番とは違うため注意しましょう。

号数の数字が表す能力の目安

号数の数字が表す能力の目安
給湯器の『出力の程度』を示すのが号数であることは分かりました。それでは、号数の違いごとにどのような使い方が適しているのでしょうか?号数ごとの能力の目安を解説しましょう。

16号の場合

一人暮らしにおすすめなのは、16号です。1分間に16Lのお湯が出るパワーは『1カ所でのみお湯を出す』使い方に向いています。

シャワーを浴びるときや食器を洗うときなど、個別に使う際には十分な湯量といえるでしょう。

20号の場合

「シャワーを浴びているときキッチンで皿洗いがしたい」といったニーズには、20号が適しているでしょう。20号あれば『2カ所』で同時にお湯を出せます。

大量にお湯を使うのには向いていないものの、家族2人が同じ時間帯で暮らしていてもストレスなく使える量です。

24号の場合

24号は4人家族以上におすすめの号数です。「シャワーと皿洗いと洗面を同時に使いたい」という具合に『3カ所』で同時にお湯を使えます。

給湯器は冬場になると外気温が下がるため、お湯を出せる量が減ります。それでも、同時に複数の場所でお湯を使える力強さがあるのです。

給湯器の号数選びの手順

給湯器の号数選びの手順
給湯器は、号数が大きくなればなるほど高出力です。「それならより号数の大きな給湯器を選べば良いのでは」と思う人もいるでしょう。

しかし、それではランニングコストが高くついてしまいます。給湯器は、家族構成や用途に合った給湯器を選びましょう。最適な号数の選び方を紹介します。

用途や家族構成から考える

『1日にどの程度のお湯を使うのか』『何時くらいにお湯を使うことが多いのか』は、家族構成とその家族のライフスタイルによってまったく異なります。

そのため、まずは家族構成や用途に合った号数を選びましょう。お湯を使う目的は、シャワー・食器洗い・洗面がメインです。

食器洗いは1分間に5LL、シャワーと洗面は1分間に10Lの使用量が目安といえるでしょう。そのため、シャワーと食器洗いを同時にしたいなら、1分間に15Lのお湯が必要です。

15Lであれば、16号でも足りる計算にはなるものの、外気温が下がる冬場はお湯の出る量が少なくなるため、足りなくなる可能性があります。

使用量が増える冬場に合わせて、20号を選ぶとよいでしょう。

号数計算式からの算出

最適な号数を調べるために、計算式を用いることも可能です。『必要号数 ={(設定温度-水温)×毎分出湯量}÷25』で求められます。

水温は冬場なら5℃、夏場なら17℃を目安にしましょう。毎分出湯量は、食器洗いが5L、洗面とシャワーが10Lくらいが一般的です。

例えば、冬場でも40度のお湯で食器洗いとシャワーを同時に使いたい場合の号数を調べるときは{(40-5)×15}÷25」=21号と求められます。

給湯器のラインナップとしてあるのは20号と24号のため、21号が最適号数の場合には余裕を持って24号を選ぶと、冬場でも確実に2カ所でお湯が使えるでしょう。

号数アップなど変更時の注意点

「家族構成やライフスタイルが変化するため号数をアップしたい」というケースは珍しくありません。

しかし、号数は単により大きな号数の給湯器を購入しただけでは変わらないため注意しましょう。これは『ガスメーター自体の能力』とも関係があるからです。

まずは、ガスメーターの能力が『2.5号・4号・6号・8号』のうちどれなのかを調べましょう。

2.5号なら10号まで・4号なら20号まで・6号なら24号まで・8号なら32号までの給湯器に対応しています。

自宅に設置してあるガスメーターが希望する給湯器に適合しないときは、ガス会社に交換を依頼しましょう。メーターの交換費用はかかりません。

ただし、マンションに住んでいると『全居室のガス供給量』の関係から、あらかじめ規約で号数アップが認められないこともあります。

まとめ

給湯器は、パワーによって号数が違います。大切なのは、最適な号数を選ぶことです。

必要な号数よりも大きいと光熱費がかかり過ぎてしまう一方で、小さすぎるとお湯が足りなくなってしまいます。

家族構成やライフスタイル、どのような用途で使うのかを参考に、最適な号数を見つけましょう

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