給湯器を選ぶならリンナイがおすすめ。特徴や選び方などを一挙紹介
2020/08/03 給湯器1920年に創業されたリンナイ。愛知県名古屋市に本社を置き『安全・安心』『快適性』『環境性』をテーマに、厨房機器・給湯機器・空調機器を販売しています。
ではこのリンナイの給湯器には、どのような特徴があるのでしょうか。
給湯器シェア1位を誇る「リンナイ」
リンナイの製品は省エネ性と環境の良さから、幅広い人気を誇り、給湯器のシェアで国内トップを誇っています。どのような種類があるのか詳しくみていきましょう。
リンナイ給湯器の種類
リンナイでは、全部で6タイプの給湯器を取り扱っており、その中でも暖房機能のあるタイプとないタイプに分かれています。
暖房機能があるタイプは以下の三つです。
- ガスふろ給湯暖房用熱源機:ポンプでお湯を循環させてお湯張りや追いだきをする
- ガス給湯暖房用熱源機:床暖房や浴室暖房乾燥機に接続できる
- ガス暖房専用熱源機:床暖房などに暖房温水を循環する
次に、暖房機能のないタイプを見ていきましょう。
- ガスふろ給湯器:給湯機能とお風呂を沸かす機能の両方を兼ね備えている
- ガス給湯器:給湯専用でシャワーやキッチン、浴槽などで利用されることが多い
- ガスふろがま:浴槽に水を張って沸かすタイプ
ノーリツや他メーカーとの違い
リンナイに次ぎ、国内の給湯器シェア2位につけているのがノーリツです。ノーリツの製品の特徴は、環境に対しての意識が高く熱効率が良いということです。
リンナイとノーリツを比較すると、スペックとしては大きな性能の差はありません。では、リンナイの給湯器はどのような点が優れているのでしょうか。
リンナイの給湯器の特徴は?
リンナイの給湯器の特徴として挙げられるのが、給湯器の製造のために使う機械もオリジナルの仕様にカスタマイズしていることです。
また、メンテナンスも内製化することで、製品の品質を守るために全ての作業で関与している姿勢が徹底されています。
その徹底ぶりを示すエピソードとして、業界で初めてウレタン樹脂を注入してコーティングする技術を給湯器に取り入れたというものがあります。
これは、内部にある電子部品を組み込んだ基盤が、水や汚れなどによって壊れてしまうことを防ぐために考え出された方法です。
軽量な製品が多い
リンナイの給湯器は基本的に軽量です。例えば20号(号数について後述します)のエコジョーズ給湯器ですと、従来型の製品ではおよそ35kgでしたが、業界で初めて30kgを下回る重さへの軽量化に成功しました。
価格が安めでお得
また、リンナイ製の給湯器は、使用されるコスト削減に注力しています。機能面に直接的に関係しない部品については低コストを追求し、低価格化を実現しています。
低コストな部品を使うことで、ネジや塗装はさびやすいようですが、故障原因にならない部分ですので大きな問題にはなりません。
国内工場で徹底された品質管理
リンナイの給湯器の最大の特徴は、全ての部品がリンナイのグループ会社による国内生産を行っていて、特に重要な部品である熱交換器などは、リンナイの瀬戸工場で生産しているという徹底ぶりです。
リンナイとリンナイグループ会社は、生産の内製化を積極的に推進しています。これは、リンナイという会社が「メーカーとして製品の品質に責任を持つためには、現地(日本国内)で生産することが当たり前だと考えている」からです。
給湯器の選び方のポイントは?
リンナイが国内シェア1位を獲得している給湯器を交換する際に、どのようなことに気を付ければ良いのでしょうか。
基本的には、現在使用している給湯器と同じ設置タイプ・種類のものを選択するのが良いでしょう。自宅の給湯器について確認しておくことが大切です。
設置場所や機能を確認しよう
給湯器にはさまざまな設置タイプがありますが、一般的には以下の二つに分けられます。
1つ目は、壁掛け設置型です。このタイプは、マンションなどの集合住宅向けのパイプシャフト設置型(通称・PS設置型)と屋内設置型があります。
PS型は玄関扉の近くにある格納スペースへ設置するのが一般的です。一方、屋内設置型は給排気設備を利用して屋内へ取り付けます。
もうひとつが据置型です。屋外に設置するタイプには、浴槽の近くに設置する浴室隣接タイプと、ポンプの循環を活用してどこにでも置ける設置フリータイプがあります。
現在主流のエコジョーズのメリット
これからのスタンダードな給湯器と言われているのが、エコジョーズです。このエコジョーズは、高効率・節約・環境への配慮がコンセプトとなっています。
高効率という意味では、今まで捨てられていた排気熱を再利用することで、約8割程度だった給湯熱効率が95%に向上するなど、大きな成果を残しています。
また、熱効率がアップしたことで、使用するガスの量が減り節約につながります。リンナイのエコジョーズの場合、待機時の消費電力が1.1ワットと約4割の削減に成功しました。そして、ガスの量が減ることで地球温暖化の一因となる二酸化炭素の排出量も、大幅に削減しています。
24号などの号数の違いは?
給湯器の単位には『号数』を使用します。これは給湯器から出る水の量の単位で、水温が25℃のお湯を1分間に24リットル出すことができる給湯器が『24号』となります。
つまり、号数が大きいほど一度に大量のお湯を出すことができる給湯器ということになります。
まとめ
このように、リンナイの給湯器は日本国内で製造することで、製品のクオリティを追求してきました。同時に、高効率や環境にも配慮しています。
リンナイの給湯器を選ぶ際には、機能面やライフスタイルに合わせて選ぶようにしましょう。

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