ガスコンロが故障?火が突然つかなくなったときの対処法は?

2020/08/03 ガスコンロ
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ガスコンロは、料理をするときに欠かせない設備です。

そんなガスコンロが突然つかなくなった…なんてこともあるかもしれません。突然つかなくなってしまうと故障なのか?一時的なトラブルなのか戸惑ってしまうこともあるでしょう。

そこで今回は、ガスコンロの火が突然つかなくなったときの原因や、故障の判断目安、対処法についてご紹介します。

ガスコンロの火が突然つかなくなった。これって故障?

突然火がつかなくなった。これって故障?
ついさっきまで使っていたガスコンロの火がつかない……そのようなときはどうするべきなのでしょうか。

ガスコンロのトラブルにも、いろいろあります。2カ所あるコンロの1つだけがつかない、火は付くけれどもとても弱いなど、さまざまです。

「これって故障かな?」と感じたときは、落ち着いて、いくつかのことを確認してから、その対処方法を探してみましょう。

【ガスコンロの火がつかない原因1】つかない方のコンロばっかり使っている

2カ所または3カ所のコンロのうち、1つのコンロだけがつかない場合、よく使う方のコンロだけが劣化していることです。そして、汚れや詰まりも火がつかなくなる原因となります。

反対に片方ばかり使って、火がつかない方はあまり使っていないということも、火がつかない原因かもしれません。定期的に使うことも大切なことです。

【ガスコンロの火がつかない原因2】吹きこぼれ

ガスコンロの火がつかない原因として、吹きこぼれも考えられます。

【対処法】
吹きこぼれを防ぐには、木ベラか菜箸を用意しましょう。このどちらかを鍋の上に乗せておくだけで、吹きこぼれ防止になります。

ただし、金属製の菜箸では、熱でやけどをする可能性があるので、取り扱いには注意が必要です。

【ガスコンロの火がつかない原因3】寒さで立消え安全装置が暖まらない

寒い朝にお湯を沸かそうとしてもでも火がつかない、そのようなケースもよくあります。寒さが原因でコンロの火がつかないことも。

【対処法】
寒さが原因かなと思ったら、『立消え安全装置』を暖めてみてください。立消え安全装置を緩めることで、火がつくようになる場合があります。

寒さで立消え安全装置が冷えていると、正常に作動しないケースも考えられるでしょう。暖めることで、正常に動く場合があるので試してみてください。

ガスコンロを掃除してみよう!掃除のときのポイントは?

掃除をするときのポイント
汚れや目詰まりで、コンロの火がつかないということも考えられます。そのときは、コンロをきれいに掃除する必要があります。

では、どのように汚れや目詰まりを取ったら良いのでしょうか。掃除のポイントについて説明します。

やわらかい布や使い古した歯ブラシを使う

掃除をぜひして欲しい場所は、点火部分とバーナーキャップです。この2カ所は必ず掃除をする必要があります。

点火部分は、水分に弱い場所です。水分がついていると、点火しない場合があります。そのときは、柔らかい布などできれいに拭き取りましょう。

バーナーキャップの掃除に使用するのは、使い古した歯ブラシなどです。歯ブラシの先に重曹をつけてこすると、汚れがスッと落ちます。こびり付いた汚れは、楊枝などでそぎ取ってから歯ブラシでこすりましょう。

水分は残さずしっかり乾燥させて

水分は、火をつけるにあたっては大敵です。コンロが濡れていると、火がつかなくなることがあります。点火部分に水分がついていないか、よく確認しましょう。

水分があったら、残さずしっかりと拭き取ります。そして、よく乾燥させてから使用することが必要です。

 

ガスコンロの掃除についてはこちらの記事でも詳しく紹介しています。

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ガスコンロを掃除しても解決しない場合は……?

それでも解消できないときの方法
「元栓もチェックした、ホースも問題ない、掃除もしたけれど火が付かない」手を尽くしても改善しない場合は、どうしたら良いのでしょうか。

ガスコンロ周りの状態を再度チェックしよう

これまでの対処法でも改善しない場合は、ガスコンロ周りの状態をチェックしてみましょう。

火が付かない原因として、『電池切れ』の場合も考えられます。一部のガスコンロは、電池による電気で点火します。電池が切れていないか確認しましょう。

バーナーキャップも、確認してください。バーナーキャップとは、コンロ中央の炎が出てくる金属部分です。この向きや位置を修正すると、火がつくことがあります。

また、立消え安全装置や温度センサーの汚れも見てみましょう。これらの汚れが、点火を妨げていることもあります。

バーナーや部品が劣化している場合は修理へ

ここまで解説してきたチェック項目を試してもダメな場合、バーナーなどの部品が劣化していることが想定されます。

劣化が考えられる場合は、修理に出す必要があります。自分でガスコンロを修理するのは大変危険です。必ずプロに任せるようにしましょう。

まとめ

ガスコンロは、毎日の食生活になくてはならない家電です。コンロの火がつかないことは、生活に支障をきたしてしまいます。

ただし、慌てずに原因を考えることが大切です。そしていくつかの対処法を試すことで、無事に火がつくこともありますので、ここで紹介した方法を試してみてくださいね

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