ビルトインコンロの交換時期は?交換か修理か迷った時の不具合チェック項目
2020/01/20 ガスコンロ
ビルトインコンロに何か不具合があった場合、交換と修理、どちらにすれば良いのか迷ってしまうことはないでしょうか。ビルトインコンロは火を使う機器のため、不具合があると不安になる方もいると思います。
そこで今回は、ビルトインコンロの交換時期や、交換か修理か迷った時の不具合チェック項目をご紹介します。
ビルトインコンロの交換時期(寿命)はどれくらい?
ビルトインコンロの交換時期(寿命)は、一般的に10年ほどが目安といわれています。10年以上経つとコンロ内部の劣化が進みますし、10年以上経ってから修理しようとしても、メーカーで部品の生産が終わっていて修理できない場合があるためです。
もちろん、ビルトインコンロの寿命は使い方やお手入れ、使用頻度によっても異なります。10年以上使用しても問題なく使用できるケースもありますし、逆に10年未満であっても交換が必要になるケースも。
それでは、ビルトインコンロにどのような不具合が出たら交換時期なのか、チェックしてみましょう。
ビルトインコンロの不具合チェック項目
お使いのビルトインコンロの調子が悪いかも、と思ったら、不具合のチェックをおすすめします。以下の9つのチェック項目中3つ以上当てはまる場合は、交換を検討しましょう。
【チェック項目】
□炎の色がおかしい(赤やオレンジ色になっている)
□炎の出方がおかしい(まばらに出る、偏っているなど)
□炎がすぐ消える・途中で消えることがある
□炎がつきにくい・炎がつかない
□火力の調整がうまくいかない
□火力が不安定
□異音がする
□ガスのにおいがきつい
□頻繁にエラー表示が出る
ビルトインコンロの修理か交換かの判断
3つ以上当てはまったら交換がおすすめ
電池交換や掃除で不具合が改善されることもありますが、不具合チェックで3つ以上当てはまった場合は交換をおすすめします。同時に複数の不具合が起きるということは、ビルトインコンロ自体に何か問題が生じていると考えられるためです。
また、故障箇所が複数の場合は修理箇所もそれだけ多いことに。修理するよりも交換するほうが安くつくことも考えられます。
メーカー保証期間内なら一度修理の相談をしよう
メーカー保証期間内である場合は、メーカーや販売店に相談して修理依頼したほうがお得なケースもあります。まずは使用しているビルトインコンロの保証期間をチェックしてみましょう。
メーカーの無償修理で解決する場合は修理を依頼し、保証期間外であったり保証が適用されない修理であったりする場合は、修理の見積もりと一緒に交換する場合の見積もりも取っておくと良いかもしれません。
製造時期によっては不具合が少なくても交換がおすすめ
たとえ不具合が少ない場合でも、「2008年以前に製造されたガスコンロ」を使っているなら、交換することをおすすめします。2008年以前に製造されたガスコンロの中には、鍋底の温度を検知して火力を自動調節し、異常高温を防止する「安全センサー(Siセンサー)」が付いていない製品があるためです。
2008年以前の古いガスコンロを使用している方は、ビルトインコンロの交換を検討しましょう。
ガスコンロの不具合に気付いたら早めに対策を
ビルトインコンロは日常的に使用する機器であると同時に、取り扱いには十分に注意したい機器です。ビルトインコンロが故障したかもしれないと感じたら、そのまま放置するのではなく、まずは不具合項目をチェックしてみましょう。
電池交換や掃除などの自分でできる方法では不具合が改善できない場合、メーカーや販売店に修理・交換を依頼するなど、早めに対策することが大切です。
交換設置工事にかかる時間などはこちらの記事を参考にしてください。



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