ガスコンロ周りの隙間を隠せば掃除が楽に?市販品から代用品まで紹介
2020/01/16 ガスコンロキッチンの掃除にはとても苦労します。油汚れが強力ですし、調理の際に跳ねた食材などの始末も面倒です。
特にコンロ周りの隙間は、掃除に手こずる部分でしょう。「この隙間を埋められたら」そんな思いに応えるための情報をまとめました。
ガスコンロの隙間によるデメリットとは
コンロ台とガスコンロのサイズが合わず、隙間が空いてしまっていると、見た目や衛生面でさまざまな不都合が生じます。
ガスコンロの隙間のよるデメリットを詳しく見ていきましょう。
掃除が大変
ガスコンロと周囲に間が空いていると、料理中にはねた油や食材が飛んで、隙間に入ってしまうことがあります。特に油汚れは時間が経過すると落ちにくくなるため、掃除が大変です。
また、隙間が狭いと手が入らず、思うように掃除ができない場合もあるでしょう。コンロをずらして掃除する必要があり、非常に手間がかかります。
隙間があることによって、ガスコンロの掃除にかかる時間や労力が増してしまうのです。
害虫が発生する原因にも
暖かい季節に向かうと、心配になるのが『害虫』です。
キッチン周りは、害虫にとって絶好の環境です。暖かく、湿度がある状況は、繁殖するには最高の場所と言えます。
そこに食べ物のカスがあるのですから、コンロ周りは害虫にとってはこの上ない環境です。害虫を発生させないようにする対策は、怠らないようにしましょう。
据置型ガスコンロの隙間埋め市販グッズ
掃除を手間取らせ、害虫の発生原因にもなるガスコンロの隙間ですが、対策するアイテムが多く市販されています。
手軽に買える、据置型ガスコンロの隙間埋めグッズを紹介しましょう。
隙間ラックを使ってコンロ奥をガード
コンロとコンロ周辺の隙間を埋めてくれる『隙間ラック』は、特別な工事をせずに、気になる隙間をしっかりと埋められます。
ネジ止めだけで各パーツを組み立て、それをコンロと隙間の間にセッティングするだけで完了です。
隙間を埋めると、料理のときの具材の飛びはねなども防げます。また、調味料などを一時的に置くこともでき、利便性の高いアイテムです。
隙間カバーなら低価格で置くだけ簡単
もっと簡単に、かつ低価格で対策をとりたいという人には、『隙間カバー』がおすすめです。より簡単に、隙間をなくせます。
アルミニウムはく素材のL字型のカバーを、気になる隙間部分にセットするだけです。これで、油の飛び跳ねや食材の散乱などからコンロ周りを守ってくれます。
長期間の使用には不向きですが、低価格なので一定期間での交換にも負担は大きくありません。
ガスコンロ周りをDIYで隙間埋め
市販の隙間対策グッズも良いけれど、より安く隙間をなくすことはできないかと考える人は、DIYにチャレンジしてみるのも一つの手です。自作できる隙間埋めアイテムを紹介します。
100均グッズを使って後ろも横も隙間埋め
100均グッズを使った隙間埋めアイテムの作成方法を説明します。後ろも横の隙間も、これで対策はバッチリです。
用意するものは、以下の通りです。すべて100均ショップで購入できます。
- コンロ台に敷く透明のシート2枚
- 隙間を埋めて棚にするためのカラーボード2枚
- 貼り付け用のアルミテープ
- つっぱり棒2本
作り方はとても簡単です。
- コンロ台に透明シートを敷き、その上にコンロを置く
- 奥の隙間につっぱり棒2本を設置する
- その上にカラーボードを置き、隙間を詰める
- 横に狭い隙間があれば余ったカラーボードを切り、コンロとの間に挟んで隙間をなくす
- 最後にカラーボードをアルミテープで貼り合わせる
切り貼りするだけですが、きれいに仕上がります。
隙間を利用して収納を作ることも
コンロ周辺に隙間があることを逆手に取って、収納を作ってみてはいかがでしょうか。隙間をなくし、加えて便利になれば一石二鳥です。
こちらも作り方はとても簡単です。
- 隙間の奥行とコンロの高さに合わせて、足場となる木材をセットする
- その上に、隙間と同じ面積のベニヤを置く
- 木材と足場をネジ止めし、アルミシートで覆う
シートで覆ったこの木製パーツを隙間にはめ込むと、正面から見たときに空洞となっています。その空洞が、調味料や調理器具などを入れる便利な収納として活躍してくれるのです。
IHやビルトインコンロの隙間埋め
IHやビルトインコンロには、一見隙間が無いように思えますが、気になる隙間はあるものです。IHやビルトインコンロの隙間埋めについて見てみましょう。
100均のシリコンでできたIH隙間ガード
IHには、キッチンカウンターと天板部分との間の隙間が空いているタイプがあります。この隙間に粉などが入り込んだときには大変な労力を必要としますが、これも100均グッズで埋められます。
用意するのは、シリコンでできたヒモ状の製品です。IHの天板下の隙間を埋めるアイテムで、これをIHとキッチンの隙間にグイグイと端から押し込んでいくだけで、簡単に埋められます。
マスキングテープを使って隙間埋め
そのほかにも、マスキングテープで隙間を埋める方法もあります。これも、コンロと天板の隙間を端からマスキングテープを貼り付けながら埋めていくだけです。
このときに、キッチン天板からコンロ表面まで隙間なく貼れるように、幅の広めのテープを選ぶことをおすすめします。よりしっかりと貼り付けられます。
また、カーブ部分は小さくカットしたものを貼りましょう。一手間加えるだけで、よれずにきれいに仕上がります。
まとめ
ガスコンロ周りの隙間は、市販のアイテムを低価格で購入したり、DIYでオリジナルグッズを作ったりすることで解決できます。
あなたの家庭にマッチした隙間埋め対策を見つけましょう。清潔で掃除も簡単なキッチンに生まれ変わります。

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