食洗機の電気代っていくら?光熱費を抑える方法やおすすめ食洗機も

2019/08/23 食洗機
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毎日の家事のなかで、面倒なものに食器洗いがあります。洗い物から解放してくれる家電が『食洗機』です。

購入をしたいけれど、電気代が気になるという人もいるでしょう。そこで、光熱費を抑える方法やおすすめ食洗機について紹介します。

食器洗いの救世主 食洗機

食器洗いの救世主 食洗機
家族団らんのひとときを終え、一息ついてしまうと、食器洗いが億劫だと感じる人は多いものです。まったりしているときにシンクに残った大量の洗い物を目にすると、やる気が起こらないこともあるでしょう。

お肌が敏感な人にとっては、手荒れも心配です。そんな毎日の食器洗いから解放してくれる救世主が、『食洗機』です。一部の主婦からは『神家電』とも呼ばれています。

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食洗機を使うメリットとは

大手家電メーカーのアンケートなどを見ると、食洗機を購入したきっかけとして最も多かったのは『時間を節約できる』ことでした。どの家庭にとっても、時間はとても貴重です。

毎日の家事には、自動化できるものとできないものがあります。「機械にお願いできるものは任せたい」と考える人がとても多いのです。

そして、手洗いよりもきれいに洗えることも、食洗機を使う大きなメリットです。手で洗う時よりも、お湯の温度の高さ・強い水流・強力な洗剤などによりきれいに仕上がります。

さらに、除菌効果も見逃せません。手洗いでは困難な除菌にも、食洗機は高い効果を発揮します。抵抗力の弱い小さなお子さまの暮らしも、しっかり守ってくれるのです。

タイプはビルトイン型と据置型の2種類

食洗機には、大きく分けて2種類あります。お使いのキッチンスペースに収納する『ビルトイン型』と手軽に設置できる『据置型』(卓上型)です。

ビルトイン型は、普段使用しているシステムキッチンに、簡単な工事で取り付けられます。見た目もスッキリするので、持ち家の方にはビルトイン型が人気です。

賃貸などで原状回復を意識しなければならない家庭では、設置が簡単で、家具の工事が不要な据置型を選んでいます。さまざまなタイプから、サイズ・予算に応じで選択可能です。

食洗機で電気代が上がるって本当?

食洗機で電気代が上がるって本当?
食洗機を導入してから、電気代が高くなったと話す人がいます。電気を使用するので、電気代が上がるのは確かですが、どれほど高くなるのでしょうか。

そこで、食洗機のランニングコストや、家計全体とのバランスについて見てみましょう。

食洗機を使うと水道代とガス代が安くなる

電気代を考える前に、まず節約できる部分を見てみます。圧倒的に節約できるものが水道代です。手洗いと比較して、食洗機だと1/4~1/6にまで水量を減らせます

その理由は、水を循環させて効率的に使っているからです。ムダを省きながら、毎日の食器洗いをしています。

また、手洗いの意外な落とし穴が、ガス代です。冬場お湯が不可欠ですし、夏場でもしつこい汚れにはお湯を使います。その分、ガス代も加算されているのです。

食洗機を使うと、電気代が上がることは事実です。しかし、節約できる水道代・ガス代を合わせると、電気代の上昇よりもずっと節約になるといえます。

パナソニック NP-TR9の場合

それでは、具体的に節約できる内容について見てみましょう。『パナソニック NP-TR9』をモデルケースとして参考にします。

6人分の一般的な洗い物の場合、1回で使用するお水の量は、手洗い約84リットルに比べて、食洗機では約11リットルです。大きな違いがあることが分かります。

これを1日2回洗ったときの、電気代・ガス代・水道代を合算してみます。すると、手洗いでは計62.3円に対し、食洗機は計27.1円、年間にすると約2万5000円の節約になるのです。

夜間プランや節電モードを上手く活用しよう

さらに電気代を節約するなら、節約プランを活用することもおすすめです。例えば、夜間プランを利用して夜に食洗機を使う、あるいは休日節約プランでまとめて土日に使用するなどします。

あるいは、各食洗機に付いている節約モードも上手に活用しましょう。油汚れが少ないときなどは、節約モードで洗えばその分電気代が安くなります。

節水性の高いメーカー別おすすめ食洗機

節水性の高いメーカー別おすすめ食洗機
便利なうえに節約にもつながることを知ると、食洗機の魅力がますます高く感じられます。そこで、節水性の高いおすすめ食洗機をメーカー別に紹介します。

パナソニック NP-45MD8S

『パナソニック NP-45MD8S』は、エコナビを搭載した人気のビルトイン型モデルです。6人分の食器も余裕で収納し、深型大容量で高さのあるものも余裕で入ります。

3Dプラネットアーム洗浄・バイオパワー・ムービングラックプラスなどの機能を備えたハイグレードモデルです。キッチンに合わせて4色のカラーリングから選べます。

  • 商品名:パナソニック NP-45MD8S
  • 参考価格:9万6500円(税込)※工事費用別

リンナイ RSW-F402C-SV

『リンナイ RSW-F402C-SV』は、フロントオープンタイプのビルトイン食洗機です。スライドオープンが主流ですが、現在フロントオープン型を使用している家庭にはぴったりです。

洗浄力はもちろん、節水性の高さにも定評のあるモデルです。また、操作ボタンが扉の上に設置されているので、腰をかがめずに操作できるように配慮されています。

  • 商品名:リンナイ RSW-F402C-SV
  • 参考価格:9万9594円(税込) ※工事費用別

パナソニック NP-45MC6T

食洗機は比較的新しいタイプの家電です。ですので、現在のビルトイン型では、以前のシステムキッチンのサイズに対応していない機種も少なくありません。

『パナソニック NP-45MC6T』は、1990年代まで主流だった奥行き60cmのシステムキッチンにも取付けが可能です。サイズが合わないとお悩みの家庭は、ぜひ確認してみましょう。

  • 商品名:パナソニック NP-45MC6T
  • 参考価格:12万5500円(税込)※工事費用別

まとめ

「便利な食洗機は欲しいけれど、電気代が心配」そんな不安を持つ人もいます。しかし、水道代やガス代を合わせて考えれば、結果はお得です。

加えて、時間的余裕も生まれ、食洗機のメリットはとても大きなものがあります。神家電・食洗機を導入して、ゆとり時間を楽しみましょう。

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