ビルトインの食洗機はパナソニックがおすすめ?特徴や基本的な使い方
2019/08/27 食洗機日本が誇る家電メーカーの一つ『パナソニック』からも、ビルトイン食洗機が販売されています。各シリーズの製品特徴はもちろん、使い方・手入れ方法・故障の際の対応も解説します。購入を検討するときの参考にしましょう。
主なモデルの特徴と価格
パナソニックのビルトイン食洗機には、どのようなラインナップがあるのでしょうか?シリーズごとに特徴を解説します。
K8シリーズ
最新機能をフル装備したハイクラスのシリーズが『K8シリーズ』です。快適に使える工夫が満載の食洗機は、至れり尽くせりの使用感です。
エコナビ搭載で、節水や省エネにより役立つのもポイントといえます。普段通りに使うだけで、自動的にエコになるのです。
もちろん使い勝手も抜群です。庫内の上カゴは、洗う食器に合わせて4種類の形状を使い分けができます。2回ノックで扉が自動でフルオープンするので、軽々と扱えるのも特徴です。
容量が大きく深型のディープタイプと、5人分の食器がらくらく収まるミドルタイプから選べます。
M8シリーズ
『M8シリーズ』は強力な洗浄力が魅力のシリーズです。従来のノズルに、上カゴを洗うためのノズルがプラスされたプラネットアーム洗浄で、全体をくまなく洗えるようになりました。
また、酵素を活性化させて油汚れも強力に落とす、バイオパワー除菌も高い洗浄力の理由です。エコナビ搭載なので、省エネ性能がよいのも魅力といえます。
V7シリーズ
十分な洗浄力と省エネ性能を備えた食洗機が『V7シリーズ』です。バイオパワー除菌とプラネットアーム洗浄の働きで、他のシリーズに劣らず高い洗浄力を発揮します。
ライトエコ搭載なので、食器の量を判断して乾燥時間を短くしたり、すすぎ温度を自動で調節したりします。そのため、節水はもちろん節電効果も期待できるシリーズです。
パナソニック食洗機の基本的な使い方
ポイントをおさえて利用すると、食洗機は汚れ落ちがよりよくなります。まずは食洗機の使い方の基本を紹介します。自宅で利用するときの参考にしましょう。
下準備
洗いあがりをよりよくするには、庫内に入れる前の下準備が大切です。少し気をつけるだけで、汚れの再付着を防げます。
例えば、茶碗に残ったふりかけやゴマがあるときは、軽く洗い流しましょう。食べ残しがある場合にも、取り除いてから入れます。
他にも、食洗機の故障につながる魚の骨・つまようじ・輪ゴムなどがあれば取り除いてから入れるようにしましょう。
食器のセットと洗剤の入れ方
食器の入れ方にもポイントがあります。食洗機はカゴの下についているノズルから出るお湯で汚れを落とす仕組みとなっています。
そのため、お湯がよく当たる位置に汚れた面を向けると、汚れがきれいに落ちます。また、全体にお湯が当たるよう、食器を重ねないよう注意しましょう。
- 茶碗:斜めに立てかける
- 箸:上向き
- フォーク・スプーン:下向き
- まな板:汚れを内側にして横向きに立てる
- ボウル・鍋:食器を入れてからかぶせるように入れる
洗剤投入口のないビルトインタイプの食洗機は、小物カゴとヒーター付近に洗剤を入れます。食器にかからないよう注意しながら入れましょう。また、故障防止のためにも、洗剤は必ず食洗機専用のものを使いましょう。
手入れの方法
食洗機を長く使い続けるためには、定期的なお手入れが必要です。使ったあとには、残さいフィルターの掃除です。次に洗うときに残さいが付着しないよう、必ず掃除します。
月1回の拭き掃除で、普段は掃除できないノズル部分の汚れを拭き取りましょう。掃除にはかたく絞った布を使います。
庫内のにおいが気になると感じたときには、専用洗剤だけ入れて標準コースで空洗いしましょう。庫内が洗浄され、においが気にならなくなります。
汚れが目立つなら、専用の庫内クリーナーの使用がおすすめです。
故障かなと思ったら
毎日使う食洗器は、故障してしまうこともあります。普段と違う様子を感じたら、故障を疑い早めに対処しましょう。気づくのが早ければ、完全に壊れる前に修理で直るケースもあります。
品番を確認して修理診断を受けよう
故障の可能性があると感じたときは、まず『修理診断』を受けましょう。食洗器の品番と、表れている症状を入力すると、チェックポイントが送られてきます。
故障だった場合には、修理にかかる料金の目安を確認し、修理を申し込みます。品番が分かればすぐに診断できるので、まずは修理診断を試してみましょう。
パナソニックによる修理サービス
修理が必要な故障だった場合には、パナソニックの修理サービスを利用しましょう。申し込みからの手順は、下記の通りです。
- Webか電話で申し込み
- 修理担当者が指定の場所へ訪問
- 修理品の診断・修理内容・見積もり
- 同意の後、その場で修理
修理サービスは、保証期間内であれば、規定に従って無料で受けられます。ただし、無料修理の対象になっていない部分は有料です。
1年間の保証期間が過ぎたあとの修理料金は『修理サービス料+出張料2500円(税抜)』で計算されます。出張距離が20km以上の場合、出張料の加算費用が必要です。
まとめ
パナソニックのビルトイン食洗器は、洗浄力が高いのはもちろん、節水・節電の面も魅力といえます。
ハイグレードのシリーズは、細かな使い勝手も改良されているので、日々の家事がよりスムーズになるでしょう。
基本的な使い方や故障の対応方法なども参考に、食洗器の購入を検討しましょう。

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